Fitbit Charge4/Versa2/Ionicを知りたい人「Fitbit Charge4って他のFitbit機種と何が違うの?買おうか迷ってるんだが決め手が欲しい…」
こういった悩みに答えます。
本記事の内容
Fitbitの最新作であるFitbit Charge4がついに販売されましたね!(発売日:2020年4月14日)
Fitbit Charge4における最大の注目ポイントは『GPS搭載のフィットネストラッカー』であることです。
付け心地のよいChargeシリーズにGPSが搭載された事で、『Charge4』はとっても魅力的なフィットネストラッカーになりましたね!
Fitbitには他にも『Versa2』や『Ionic』など個性あふれる機種もありますから、これから購入される方はとっても悩みますね!
それぞれ特徴あるので悩んじゃう~
どれも似たようなモノじゃないの?
Fitbitを2015年5月から愛用している私がCharge4とVersa2とIonicの違いを実体験を基に説明する事で、実際の使用感などをご想像して頂けるかと思います。
・初代chargeHRを約2年半愛用(2015年10月18日から2018年4月末まで)
・Fitbit Ionic約1年10ヵ月愛用(2018年5月25日~現在)
後半では「Fitbitを4年以上愛用している私のぶっちゃけ本音」、「それでも決めかねているあなたへ」を書いていきます。
Fitbit Charge4とVersa2とIonicの違い25点を解説します
Fitbit Charge4とVersa2とIonicの違い25点の一覧表です。
一覧表(機能/仕様の異なる25点)
新機能や押さえてくべき違い
Fitbit Charge4 | Fitbit Versa2 | Fitbit Ionic | ||
新機能・押さえておくべき違い | ヒートマップ機能 | ○ | ○ | ○ |
心拍数測定の新システムActiveZoneMinutes | ○ | ○ | ○ | |
GPS搭載 | ○ | ○ | ||
スマホGPSを利用 | ○ | |||
単体での音楽再生 | ○ | ○ | ||
Suica | ○ (※8) |
2021年3月頃より以前に販売されたSuica未対応のFitbitCharge4ではSuicaをご利用できません。
Suicaを利用されたい方でFitbit Charge 4を購入される際は十分にご注意下さい!
機能毎の違い
※2:『Versa2』は『水泳データ測定』が出来ないと公式サイトの商品比較にありますが、出来るはずです。
※3:『Charge4単体』にて『食事、水、体重の記録』が出来るかは現時点では情報がありません。
仕様の違い
Fitbit Charge4 | Fitbit Versa2 | Fitbit Ionic | ||
仕様の違い | バッテリー | 最長7日間 GPS利用で最大5時間 |
最長6日間超 | 最長5日間 GPS利用で最大10時間 |
相対的 SpO2 センサー | ○ | ○ | ○ (※4) | |
環境光センサー | ? (※5) | ○ | ○ | |
マイク | ○ |
※5:『Charge4』に『環境光センサー』が付いているか現時点では情報がありません。
アクセサリーや材質や動作環境の違い
※7:『Ionic』には『純正ウーブンベルト』は付属されません。
表で見ると違いが見えてくるね。
Fitbit公式サイトに商品比較のページがありますのでリンク貼っておきます。
どうやらFitbit公式サイトの商品比較ページは無くなったようです(泣
解説します(機能/仕様の違い25点)
ここから『機能/仕様の違い』25点についてそれぞれ解説していきます。
ヒートマップ機能
※2020年9月21日現在、『Charge4』、『Versa2』、『Ionic』とも本機能はアップデートにより搭載されております。
『ヒートマップ機能』はCharge4からの新機能です。
辿ったルートに沿って心拍数ゾーン毎の運動強度を確認できます。
さまざまな地形における心拍数やパフォーマンスが視覚化され、運動改善に繋げられる機能です。
心拍数測定の新システム『Active Zone Minutes』
『Active Zone Minutes』はCharge4からの新機能です。
■概要
『Active Zone Minutes』は「毎日1万歩歩けばOK」のような単なる歩数測定に留まらず、アクティビティの運動強度(心拍数ゾーン)毎を記録していきます。
それにより「どのように健康に寄与したか」「活動の効果はどうだったのか」の把握を支援する機能になります。
歩数ではなく『運動強度』で健康を判断するって事ね!
今まで、あるようで無かった機能だな…
■機能内容
- ユーザーの年齢を把握した上で、心拍数を高めるアクティビティを追跡します。そしてアクティビティ強度によってワークアウト達成度を自動計算します。
- 中強度アクティビティ(脂肪燃焼ゾーン)では1分ごとにポイント
- 高強度アクティビティ(ピークゾーン)ではポイント2倍
- 毎日/毎週のゴール達成までにユーザーが必要なアクティビティ数を自動計算します。
- ワークアウト終了後、心拍数ゾーンのサマリーやゴールに向けた進捗状況がFitbitアプリに表示されます。(モチベーションを高めてくれますね)
- ワークアウト効率を高める為に、アクティビティ中の強度を引き上げる/引き下げる毎にリアルタイムで通知します。
■根拠、信頼性
『Active Zone Minutes』は世界保健機構(WHO)とアメリカ心臓協会(AHA)を含む著名機関からの推奨に基づいています。
(これらの機関は健康状態改善、疾患防止、認知機能改善、不安感抑制、睡眠改善に繋がるとして、1週間に150分間の中程度アクティビティ、または75分間の高強度アクティビティを推奨しています)
GPS搭載、スマホGPS利用
『Charge4』、『Ionic』はGPSを搭載しています。
スマホ等が無くても単独でGPS測定が可能です。
『Versa2』はGPSを搭載されていませんが、スマホ等のGPSを利用可能です。
GPS利用が想定される「ランニング、サイクリング、ウォーキング」などの際にGPS測定をしたい方に必須な機能となります。
スマホを持ちたいかどうかで機種の選択を絞ることができます。
- ランニング等でスマホを持たない方
⇒ 『Charge4』、『Ionic』 - ランニング等でスマホを持つ方
⇒ 『Charge4』、『Versa2』、『Ionic』
スマホを持たずにランニングすることの快適さを知っている私としては、『Charge4』や『Ionic』をオススメします!
単体での音楽再生
単体での音楽再生は『Ionic』『Versa2』が対応しています。
『Charge4』はスマホなど(別の音楽再生機器)が必要です。
『Ionic』を保有する私の意見ですが、スマホを持たずに【音楽再生+GPS】はものすごく快適です!控えめに言って便利過ぎて戻れないです。
私としては【音楽再生+GPS】というだけで『Ionic』を選ぶ価値はあると考えております。
Suica
『Charge4』はSuica対応しています。
都市部で電車に乗る際、スマホやカードを取り出さずに腕に着けたFitbitをかざすだけで改札を通る事が可能です。
Suica利用をされてる方は『Charge4』にされた方が、生活がより便利になるかと思います。
また、Suica対応している店舗でお買い物が可能ですが、Suica対応店舗では大体が「FitbitPay(Visa端末)」も使用可能(※)かと思われます。
FitbitPay は『Charge4』『Versa2』『Ionic』のいずれも対応しておりますので、3つの端末のいずれにおいてもFitbitpayによるタッチ決済は可能です。
スマートアラーム(スマートウェイク)
スマートアラーム(サイレントアラーム)機能は、大きな音を出さず、腕が振動するだけのとても静かなアラーム機能です。
非常に優れた便利機能です。
出来れば本機能が付いてる機種を選ばれた方がよいと私は考えます。
この機能は『Versa2』、『Ionic』では使用できます。
『Charge4』は発売後しばらくは未実装のようですが、今後アップデートで使用可能になる予定です。
私、起きる際の目覚ましはもうこれしか使ってないです(笑
水泳データ測定
結論から言いますと『Charge4』『Versa2』『Ionic』ともに水泳測定は対応しているはずです!
『Versa2』だけ水泳データ測定が出来ないと公式サイトの商品比較にありますが、出来るはずです。
ちなみに私は本機能を使ったことがないので、ありがたみが分かりません(汗
※なぜこの機能を使用していないかと申しますと、「水に漬けたらお亡くなりになりました」というレビューをいくつか見たので、正直怖くて試せていないです。
Amazon Alexa 搭載
『Versa2』のみAlexaが搭載されています。
「ニュースや天気予報の確認、エクササイズの開始、タイマー設定、予定や就寝時間のリマインダー設定、買い物リスト追加、近くのスポットを探す、質問の回答をスクリーン表示、スマートホーム機器の操作」など多くの機能を音声で利用できます。
音声による返信機能(Androidのみ)
音声によるメッセージ返信は『Versa2』のみ対応している機能になります。
また、Androidのみ対応しており、iOS等では音声による返信は出来ません。
詳細は公式ページのAmazon Alexa 搭載のVersa 2のページをご参照下さい。
または公式ページの「Fitbit スマートウォッチの音声アシスタントについて」をご参照下さい。
多数あるアプリの利用
『Versa2』『Ionic』は多数あるアプリを利用できます。
『Charge4』では利用できるアプリは限られているようです。
『Versa2』や『Ionic』ではThe New York Timesなどのニュースアプリ、SpotifiやDeezerなどの音楽アプリ、2048やパズル/オセロ/トランプなどのゲームアプリ、など日々開発・進化している様々なアプリを選んで利用する事が出来ます。
様々なアプリ利用に魅了を感じる方は『Versa2』や『Ionic』をオススメします。
オンスクリーントレーニング(コーチアプリ)
本機能は画面上にエクササイズ内容と時間が表示され、動きを見てマネしながら運動する事が出来ます。トレーニングの知識がなくても、手軽にエクササイズする事が可能です。
本機能は『Versa2』『Ionic』が対応しています。
『Charge4』は未対応です。
常時画面表示モード
『Versa2』のみ対応している機能です。『Charge4』や『Ionic』は未対応です。
『Charge4』や『Ionic』では画面を見る際に「ボタンを押す」、または「腕を上げる」という動作が必要です。
「腕を上げる」動作はかなり雑に動かしても認識し画面表示してくれます。
正直、常時画面表示はあっても無くても全く困らないというのが私の感想です。
ただ、常時表示されないと困る方は当然いらっしゃるかと思いますので、常時表示が必須である場合は『Versa2』を選択されることをオススメします。
(Fitbitアプリを使わない)単体での食事、水、体重の記録追加
2020年4月7日現在、『Charge4』が単体で記録追加できるかは不明です。
『Versa2』や『Ionic』は単独で記録追加できます。
『Ionic』等で数字入力する際の押す操作が難しいです。なので私は記録する際はほぼスマホで入力します。
(というか最近は記録すらしてない…f^^;)
機種を検討される際にこの機能は気にしなくてよいかと思います。
adidas オンスクリーンワークアウト
『Ionicのadidas エディション』のみ対応しています。
Adidasエディション専用オンスクリーンワークアウト機能は、ランニングにフォーカスした特別なワークアウトを実施できます。
○「ダイナミックウォームアップ」:ランニング前に身体温度を向上
引用:fitbit公式サイトのfitbit ionic adidasエディションのページ (こちらから引用元のページを開けます)
○「パワーペース」:もっとしなやかで力強く無駄のない肉体に向けて
○「代謝促進プログラム」:インターバルトレーニングでスピードと代謝を向上
『Ionic adidas エディション』には『通常のIonic』と比べて以下4点が付いています。
- 専用のクロックフェイス
- 専用のオンスクリーンワークアウト搭載
- 専用スポーツベルト付き
- 専用カラー(インクブルー/アイスグレー)
adidasエディションは通常版よりお値段が高いです。
私はIonicを購入する際、そこまで値段出してまで欲しい機能ではないと判断しました。
但し、最近は大分お買い得になっている時期もあります。
購入されるなら安い時を狙って買いたいものです。
※2020年3月中旬ごろにAmazonで『adidas エディション』が15,188円で売られていたようです。
※2020年4月5日現在、Amazonにて、Ionic [日本正規品]が13,973円、adidasエディション[日本正規品]が25,144円でした。
バッテリー
Charge4 | Versa2 | Ionic | |
バッテリー | 最長7日間 GPS利用で最大5時間 | 最長6日間 | 最長5日間 GPS利用で最大10時間 |
1週間バッテリーがもつCharge4が圧倒的にオススメです!
ただ、週に2回充電すれば事足りるVersa2、Ionicでも慣れれば特に不便ではないです。
充電は1回につき1時間程充電すれば大体OKです。
相対的 SpO2 センサー
結論から言いますと『Charege4』『Versa2』『Ionic』のいずれも搭載されています。
相対的SpO2センサーにより血中酸素濃度を測定し、Fitbitアプリにて推定酸素変動量グラフを見ることが出来ます。
公式ページにはIonicは本センサーの記載がありませんが、私のIonicでは血中酸素濃度を測定し、Fitbitアプリにて推定酸素変動量グラフを表示することが出来ております。
環境光センサー
2020年4月5日現在、『Charge4』に環境光センサーが付いているかの情報がありません。
『Versa2』『Ionic』には搭載されています。
環境光センサーにより、明所/暗所での画面光量を自動で最適化してくれ、色々な環境で画面が見やすくなります。
マイク
『Versa2』のみ搭載されています。
Amazon Alexaでの音声使用の為に搭載されています。
デザイナーアクセサリー
『Versa2』には公式デザイナー作成バンドがあります。
『Versa2』はベルトやその他アクセサリー系が豊富なイメージがあります。
(多分ですが種類数は一番多いと思います)
『Versa2』はコンセプトやデザインがお洒落です。「まずは形から…」の方には『Versa2』をオススメします。ただ、個人的には『Charge4』のデザインも好みなので、気に入った機種を選ばれたらよいかと思います。
※ちなみに語弊や批判を恐れずに書きますと、私は『Ionic』を絶賛愛用しておりますが『Ionic』が一番ダサいと思っています(笑
本体、バックル、バンドの材質
金属等のアレルギーがある方は金属種類を考慮する必要があります。
使用しない/購入しない事も勇気かと思います。
そうでない方は、特に気にされなくてもよいかと思います。
どれを選ばれてもすぐ馴染むかと思います。
動作温度
『Charge4』『Versa2』は60°Cまで、『Ionic』は45°Cまでとなります。
最高気温51度を記録しているドバイやアラブ等にて使用される予定がある方は『Ionic』は避けて、『Charge4』『Versa2』を選択してください。
※この記事を見て下さっている殆どの方はそうではないと思いますので、あまり気にしなくてよいかと思います。
最高動作高度
3機種ともほぼ同じですので気にしなくてよいです。
Fitbitを4年以上愛用する私が『ぶっちゃけ本音』を書きます
一覧表(私が注目する5点)
Fitbit Charge4 | Fitbit Versa2 | Fitbit Ionic | |
デザイン・オシャレ感・アクセサリ種類の多さ | 2位 | 1位 | 3位 |
付け心地 | 1位 | 2位 | 3位 |
手軽な運動から本格的エクササイズまでカバー | 2位 | 2位 | 1位 |
スマホ持たずに単体で運動したい方向け | 2位 | 3位 | 1位 |
2020年04月05日時点での日本正規品の値段 (Amazon調べ) | 19,982円 | 24,991円 | 13,973円 |
Ionicの値段が安すぎる!?
『ぶっちゃけ本音』を書きます
IonicとchargeHRを保有経験ある私が上記の注目点5点も踏まえ、『Charge4』『Versa』『Ionic』について思うことを書きます。
それでも決めきれない【あなた】へ
『Sense』、『Versa3』、『Charge4』、『Inspire2』を比較した記事を別途ご用意しております。
宜しければぜひお立ち寄りください。
また、画面表示デザインを知りたい方向けに、『Ionic』の画面表示を網羅した別記事をご用意しておりますので宜しければご参照下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
本記事は以上となります。また別の記事でお会いしましょう。